ソクマル薬剤師

薬剤師が患児の父親に、坐剤の使用方法について説明した。その内容として誤っているの…

1 歳6 ケ月女児。体重10 kg。昼過ぎから発熱(38 ℃)のため、一般用医薬品の解熱剤を服用させていたが、夜間、急速に熱が上がり、同時に15~20 分続く痙れんが起こったため、夜間対応している近所の小児科を受診し、処置により症状は安定した。翌日、小児科を再受診し、父親が以下の処方箋(処方1 及び2 )を持って薬局を訪れた。薬剤師が父親と面談したところ、患児は、8 ケ月前にも発熱後に痙れんを起こし、今回と同じ小児科を受診したが、坐剤を2 種類処方されたのは初めてとのことであった。(処方1 )ジアゼパム坐剤(注) 4 mg 1 回1 個発熱時 5 回分(全5 個)同時使用の場合はこちらを先に使用(処方2 )アセトアミノフェン坐剤(注)100 mg 1 回1 個発熱時 5 回分(全5 個)(注) ジアゼパム坐剤の基剤:マクロゴールアセトアミノフェン坐剤の基剤:ハードファット
薬剤師が患児の父親に、坐剤の使用方法について説明した。その内容として誤っているのはどれか。1つ選べ。

解説

正解は⑵です。ジアゼパム坐剤(水溶性基剤)とアセトアミノフェン坐剤(油脂性基剤)を併用する場合、先にジアゼパム坐剤を挿入し、30分以上あけてからアセトアミノフェン坐剤を挿入します。続けて挿入すると、脂溶性のジアゼパムが油脂性基剤に取り込まれて吸収が遅れ、痙れん予防効果が弱まるおそれがあるためです。挿入後に数秒押さえる、排便後に挿入する、水で濡らして挿入しやすくする、しばらく姿勢を保つ、といった説明はいずれも適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

この回を通して解く

同じ単元の問題