膀胱炎に対して、レボフロキサシン水和物の用法及び用量を検討する上で、最も必要な患…
膀胱炎に対して、レボフロキサシン水和物の用法及び用量を検討する上で、最も必要な患者情報はどれか。1つ選べ。
- ⑴ クレアチニンクリアランスレボフロキサシンは腎排泄型で、クレアチニンクリアランスに応じて投与量や間隔を調節します。
- ⑵ クレアチンキナーゼ値クレアチンキナーゼ値は横紋筋融解症などの筋障害の指標で、用量設計の根拠ではありません。
- ⑶ CRP 値CRP値は炎症の程度を示す指標で、レボフロキサシンの用量調節の基準にはなりません。
- ⑷ 白血球数白血球数は感染や炎症の指標で、用量を決める直接の情報ではありません。
- ⑸ 尿酸値尿酸値は痛風などの評価に用いる指標で、レボフロキサシンの投与設計には関係しません。
解説
正解は⑴です。レボフロキサシンは大部分が未変化体のまま腎臓から排泄されるニューキノロン系抗菌薬で、腎機能が低下すると血中濃度が上がり、痙攣などの副作用が起こりやすくなります。そのため添付文書でもクレアチニンクリアランスに応じて投与間隔や投与量を調節する基準が示されており、用法・用量の検討に最も必要な情報です。CRPや白血球数は感染の程度を見る指標、クレアチンキナーゼ値は筋障害、尿酸値は痛風などの指標で、投与設計の直接の根拠にはなりにくいといえます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成