Cl⁻ チャネル内蔵型受容体はどれか。1つ選べ。
Cl⁻ チャネル内蔵型受容体はどれか。1つ選べ。
- ⑴ アセチルコリンNM 受容体ニコチン性 NM 受容体は Na⁺ などの陽イオンを通すチャネル内蔵型受容体です。
- ⑵ γ-アミノ酪酸GABAA 受容体GABAA 受容体は Cl⁻ チャネルを内蔵し、Cl⁻ 流入による過分極で神経興奮を抑えます。
- ⑶ セロトニン5-HT3 受容体5-HT3 受容体は陽イオンを通すチャネル内蔵型受容体で、Cl⁻ チャネルではありません。
- ⑷ グルタミン酸NMDA 受容体NMDA 受容体は Ca²⁺ や Na⁺ を通す陽イオンチャネル内蔵型受容体です。
- ⑸ ATP P2X 受容体P2X 受容体は ATP によって開く陽イオンチャネル内蔵型受容体です。
解説
正解は⑵です。GABAA 受容体はイオンチャネル内蔵型受容体で、GABA が結合すると内蔵する Cl⁻ チャネルが開き、Cl⁻ が細胞内に流入して膜が過分極し、神経の興奮が抑制されます。ベンゾジアゼピン系薬やバルビツール酸系薬は、この受容体の別の部位に結合して作用を増強します。他の選択肢はいずれも陽イオン(Na⁺、K⁺、Ca²⁺)を通すチャネル内蔵型受容体です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html)を加工して作成