続発性副甲状腺機能低下症の治療に用いられるのはどれか。1つ選べ。
続発性副甲状腺機能低下症の治療に用いられるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ アルファカルシドール活性型ビタミンD₃製剤で腸管からのカルシウム吸収を促し、低カルシウム血症を是正します。
- ⑵ エルカトニンエルカトニンは骨吸収を抑えて血清カルシウムを下げるため、低カルシウム血症を悪化させます。
- ⑶ チアマゾールチアマゾールは甲状腺ホルモンの合成を抑える抗甲状腺薬で、バセドウ病に用います。
- ⑷ ブロモクリプチン塩酸塩ブロモクリプチンはドパミン作動薬で、高プロラクチン血症や先端巨大症などに用います。
- ⑸ プレドニゾロンプレドニゾロンは副腎皮質ステロイドで、腸管からのカルシウム吸収をむしろ抑えます。
解説
正解は⑴です。副甲状腺機能低下症では副甲状腺ホルモン(PTH)の作用が不足し、低カルシウム血症や高リン血症を起こしてテタニーなどが現れます。治療には活性型ビタミンD₃製剤であるアルファカルシドールやカルシトリオールを用い、腸管からのカルシウム吸収を高めて血清カルシウム値を保ちます。エルカトニンは血清カルシウムを下げる方向に働くため不適切で、チアマゾールやブロモクリプチン、プレドニゾロンも治療目的が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198923.html)を加工して作成