32歳の女性。出産から1か月がたち、母乳で育てている。片頭痛の発作が起こり、アセ…
32歳の女性。出産から1か月がたち、母乳で育てている。片頭痛の発作が起こり、アセトアミノフェンの錠剤が処方された。女性は「母乳を通して赤ちゃんに影響しないか」と心配している。この女性への説明として、最も適切なのはどれか。
- ⑴ 服用した日にしぼった母乳は、赤ちゃんに飲ませずに捨てるよう伝える。移行する量は少なく、母乳を捨てる必要はありません。
- ⑵ 授乳中は薬の効果が弱まるため、1回の量を処方の2倍にして服用するよう伝える。授乳によって薬の効果が弱まることはなく、処方の量を守る必要があります。
- ⑶ 母乳を通して薬が赤ちゃんに届くため、赤ちゃんの頭痛の予防にも役立つと伝える。母乳へ移行する量は治療に用いる量よりはるかに少なく、乳児の治療や予防にはなりません。
- ⑷ 母乳へ移行する量はわずかで、授乳を続けながら服用できると考えられていることを伝える。アセトアミノフェンは授乳中にも用いられる薬で、乳児への影響は小さいと考えられています。
- ⑸ 母乳に多くの量が移行するため、服用している間は授乳をやめるよう伝える。アセトアミノフェンの母乳への移行は少なく、授乳を中止する必要はありません。
解説
正解は⑷です。授乳中の薬の使用では、母乳への移行の程度と乳児への影響を考えます。アセトアミノフェンは母乳へ移行する量が少なく、乳児にも用いられる薬であるため、授乳を続けながら服用できると考えられています。不必要に授乳を中止すると、母乳育児の利点が失われることがあります。乳児の様子に変わりがないかを見守るよう伝え、心配なときは相談するよう説明します。
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