在宅医療に関わる薬局の薬剤師が、患者の家庭から出る廃棄物の扱いを考えるため、地域…
在宅医療に関わる薬局の薬剤師が、患者の家庭から出る廃棄物の扱いを考えるため、地域の研修会で、廃棄物の最終処分やリサイクル、不法投棄の防止の仕組みを学んだ。記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 産業廃棄物の処理を許可業者に委託すれば、排出した事業者の責任はその時点ですべて終わる。委託したあとも、最終処分まで適正に処理されたことを確かめる責任が排出事業者に残ります。
- ⑵ 量の少ない廃棄物であれば、行政に届け出ることで山林などへ投棄することが認められている。廃棄物をみだりに捨てることは量にかかわらず禁止されており、不法投棄は罰則の対象です。
- ⑶ 一般廃棄物の最終処分場では、雨水がしみ込んでも周りに影響しないため、浸出水の処理は行われていない。埋め立てた廃棄物を通った浸出水は汚れているため、集めて処理してから放流します。
- ⑷ 有害な物質を基準を超えて含む産業廃棄物は、外部と遮断された構造の最終処分場で埋め立てる。有害な物質が周りの環境へ漏れ出さないよう、遮断型の処分場で処分します。
- ⑸ 家電や容器包装などは個別の法律によって、製造者や事業者にも再商品化の役割が定められている。排出する者だけでなく、つくる側にも再利用の責任を分担させる仕組みです。
解説
正解は⑷と⑸です。廃棄物の最終処分場には、有害な物質を含む廃棄物を外部から遮断して埋め立てる遮断型、浸出水を集めて処理する管理型などがあります。排出事業者は処理を委託したあとも、最終処分まで適正に処理されたことを確かめる責任を負います。家電や容器包装などは個別のリサイクルの法律で、製造者などにも再商品化の役割が定められています。不法投棄は量にかかわらず禁止されています。
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