廃棄物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
廃棄物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 産業廃棄物の種類別排出量として最も多いのは、汚泥である。産業廃棄物の種類別排出量は汚泥が最も多く、全体の約4割を占めています。
- ⑵ 有害廃棄物の国境を越える移動及びその処理によって生じるヒトの健康被害並びに環境汚染を防止するために、ロンドン条約が制定されている。有害廃棄物の国境を越える移動を規制するのはバーゼル条約で、ロンドン条約は海洋投棄の規制です。
- ⑶ 循環型社会における廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、削減対策の優先順位を明確化するために、循環型社会形成推進基本法が制定されている。循環型社会形成推進基本法は、廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進し、対策の優先順位を明確にしています。
- ⑷ 海洋汚染の原因となるマイクロプラスチックは、プラスチックゴミの生分解により生じた微小粒子である。マイクロプラスチックは主に紫外線や波による劣化・破砕で生じる微小片で、生分解により生じるものではありません。
- ⑸ 海洋への廃棄物投棄による海洋汚染を防止するための国際的対応として、バーゼル条約が制定されている。海洋への廃棄物投棄を規制するのはロンドン条約で、バーゼル条約は有害廃棄物の越境移動の規制です。
解説
正解は⑴と⑶です。環境省の産業廃棄物の排出・処理状況調査では、種類別排出量は汚泥が最も多く全体の約4割を占め、動物のふん尿、がれき類が続きます。循環型社会形成推進基本法は、廃棄物・リサイクル対策を総合的に推進するための基本法で、発生抑制、再使用、再生利用、熱回収、適正処分という優先順位を定めています。有害廃棄物の越境移動を規制するのはバーゼル条約、海洋投棄を規制するのはロンドン条約です。マイクロプラスチックは紫外線や波による劣化・破砕で生じます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成