地域の健康講座で、ある年の生命表から求めた「平均寿命」の意味を住民に説明すること…
地域の健康講座で、ある年の生命表から求めた「平均寿命」の意味を住民に説明することになった。説明として、正しいのはどれか。
- ⑴ 介護を要さずに自立して日常生活を送れる期間の平均で、寝たきりなどの期間を差し引いて求める期間を表す。日常生活に制限のない期間の平均は健康寿命と呼ばれ、平均寿命とは区別されます。
- ⑵ その年の年齢別の死亡の状況が続くと仮定したとき、0歳の人が平均してあと何年生きられるかを表す。平均寿命は0歳における平均余命のことで、その年の年齢別死亡率をもとに計算します。
- ⑶ その年に亡くなった人の死亡時の年齢を合計し、亡くなった人の数で割って求めた、死亡時の平均の年齢を表す。死亡時の平均年齢は人口の年齢構成に左右される別の値で、生命表から求める平均寿命とは異なります。
- ⑷ 65歳に達した人が、その後に平均して何年生きられるかを表し、高齢者の健康水準を比べる目安となる値を表す。それは65歳の平均余命で、平均寿命は0歳の平均余命を指します。
- ⑸ その年に生きている人全員の年齢を平均した値で、人口の高齢化が進むほど大きくなる人口の年齢の目安を表す。それは人口の平均年齢で、死亡の状況をもとに計算する平均寿命とは別の指標です。
解説
正解は⑵です。生命表は、ある期間の年齢別の死亡率が今後も変わらないと仮定して、各年齢の人が平均してあと何年生きられるかを示したものです。各年齢の平均余命のうち、0歳の平均余命を平均寿命といいます。年齢構成の影響を受けないため、地域や時代の健康水準を比べる総合的な指標として用いられます。亡くなった人の平均年齢や、介護を要さない期間を示す健康寿命とは異なる指標です。
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