ある散剤の粉末をメスシリンダーに入れてかさ密度を測ったところ0.6 g/mLであ…
ある散剤の粉末をメスシリンダーに入れてかさ密度を測ったところ0.6 g/mLであった。この粉末の真密度を1.5 g/mLとすると、粉体層の空隙率として最も近いのはどれか。
- ⑴ 250%真密度をかさ密度で割った値で、空隙率の求め方ではありません。
- ⑵ 90%真密度からかさ密度を引いた値をそのまま百分率にしています。
- ⑶ 60%空隙率は1-かさ密度÷真密度で、1-0.6÷1.5=0.6となり60%です。
- ⑷ 40%かさ密度を真密度で割った値で、粒子が占める体積の割合を求めています。
- ⑸ 150%2つの密度の差をかさ密度で割っており、空隙率として成り立たない値です。
解説
正解は⑶です。粉体層の体積は、粒子そのものの体積と粒子の間のすき間の体積からなります。かさ密度は粉体の質量をすき間を含む体積で割った値、真密度はすき間を除いた粒子そのものの体積で割った値です。粒子が占める体積の割合はかさ密度÷真密度=0.6÷1.5=0.4なので、空隙率は1-0.4=0.6、すなわち60%となります。空隙率は粉体の流動性や圧縮性、錠剤の崩壊性に関わる重要な性質です。
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