職場の定期健康診断で空腹時血糖の高値を指摘された社員に対し、産業医が医療機関で精…
職場の定期健康診断で空腹時血糖の高値を指摘された社員に対し、産業医が医療機関で精密検査を受けるよう勧めた。この取組みを予防の段階で分けたときの説明として、正しいのはどれか。
- ⑴ 食事や運動の習慣を改めて発症そのものを防ぐもので、一次予防に当たる。生活習慣を改めて発症を防ぐ健康増進は一次予防で、精密検査の勧奨とは段階が違います。
- ⑵ 予防接種のように特定の病気の発症を防ぐもので、特異的予防に当たる。予防接種などの特異的予防は一次予防に含まれ、健診後の精密検査の勧奨には当たりません。
- ⑶ 疾病を早い段階で見つけて治療につなげるもので、二次予防に当たる。健診で異常を見つけ精密検査や治療につなげるのは、早期発見・早期治療の二次予防です。
- ⑷ 集団全体の危険因子の水準を下げるもので、ポピュレーションアプローチに当たる。異常を指摘された個人を対象とした働きかけで、集団全体に向けたものではありません。
- ⑸ 発症後の合併症や機能の低下を防ぎ社会復帰を助けるもので、三次予防に当たる。三次予防はリハビリテーションや再発防止で、まだ診断前の段階には当たりません。
解説
正解は⑶です。予防は段階によって3つに分けられます。一次予防は健康増進や予防接種などで発症そのものを防ぐこと、二次予防は健康診断などで疾病を早期に発見して早期に治療すること、三次予防は発症後の重症化や再発を防ぎ機能の回復や社会復帰を図ることです。健診で高値を指摘された人に精密検査を勧めるのは、疾病を早く見つけて治療につなげる取組みなので、二次予防に当たります。
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