在宅でインスリンの自己注射を行っている80歳の男性と、がん性疼痛で医療用麻薬を使…
在宅でインスリンの自己注射を行っている80歳の男性と、がん性疼痛で医療用麻薬を使っている同居の妻を、薬剤師が訪問している。家庭で出る医療関係の廃棄物の扱いについての助言として、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 使用済みの注射針は、貫通しにくい容器に入れて保管し、医療機関や薬局に持ち込むよう伝える。針刺しによる事故や感染を防ぐため、硬い容器にまとめて回収の窓口に持ち込むよう指導します。
- ⑵ 家庭から出る一般廃棄物は、廃棄物処理法により市町村が処理の責任を負うことを踏まえ、地域の分別の決まりに従うよう伝える。一般廃棄物は市町村が処理するため、自治体の決まりに沿って分別し、針などの危険物は別に扱います。
- ⑶ 不要になった医薬品は、トイレに流して処分するのが環境への負担が最も小さいと説明する。医薬品を下水に流すと環境中に残るおそれがあるため、薬局への持ち込みなどの方法で処分します。
- ⑷ 注射に使ったアルコール綿や針のキャップも、使用済みの注射針と同じ容器に入れるよう準備してもらう。アルコール綿などは、多くの自治体で一般のごみとして出せます。専用の容器が必要なのは鋭利な針です。
- ⑸ 使い残した医療用麻薬は、家族の判断で一般ごみとして捨ててよいと説明する。使い残した医療用麻薬は薬局などに返却してもらい、薬局が立ち会いのもとで廃棄して届け出ます。
解説
正しいのは、注射針の扱いと、一般廃棄物の処理についての助言です。家庭で出る使用済みの注射針は、針刺し事故を防ぐため硬い容器に入れ、医療機関や薬局などの回収の窓口に持ち込みます。一般廃棄物は市町村が処理の責任を負うため、自治体の分別の決まりに従います。使い残した医療用麻薬は薬局に返却してもらい、薬剤師が適切に廃棄します。医薬品をトイレなどに流すことは避けます。
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