漢方製剤の原料生薬を受け入れる際に、生薬ごとの基原植物の科名と薬用部位を確認する…
漢方製剤の原料生薬を受け入れる際に、生薬ごとの基原植物の科名と薬用部位を確認する。生薬名・基原植物の科名・薬用部位の記述として正しいのはどれか。
- ⑴ マオウは、マオウ科植物の根を乾燥したものである。マオウの薬用部位は地上茎です。根は麻黄根として別に扱われ、作用も異なります。
- ⑵ カンゾウは、マメ科植物の根及びストロンである。カンゾウはマメ科のウラルカンゾウなどの根及びストロンで、グリチルリチン酸を含みます。
- ⑶ オウレンは、キンポウゲ科植物の果実を乾燥したものである。オウレンはキンポウゲ科植物の根をほとんど除いた根茎を用い、ベルベリンを含みます。
- ⑷ ケイヒは、クスノキ科植物の根を乾燥したものである。ケイヒはクスノキ科植物の樹皮を用います。
- ⑸ センナは、マメ科植物の種子を乾燥したものである。センナはマメ科植物の小葉を用い、センノシドを含みます。
- ⑹ ダイオウは、タデ科植物の葉を乾燥したものである。ダイオウはタデ科植物の根茎を用います。葉は用いません。
解説
正しいのは、カンゾウがマメ科植物の根及びストロンであるという記述です。生薬は基原植物と薬用部位が決まっており、部位を取り違えると含まれる成分も変わります。マオウは地上茎、ダイオウとオウレンは根茎、ケイヒは樹皮、センナは小葉を用います。受け入れの確認では、科名だけでなく、どの部位を用いる生薬かを合わせて照らし合わせることが大切です。
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