65 歳の女性。裸眼の遠方視で掲示板の文字がぶれて見える。視力は、0.7(1.2…
65 歳の女性。裸眼の遠方視で掲示板の文字がぶれて見える。視力は、0.7(1.2×+0.75 D ○ cyl-2.00 D 90°)であった。乱視の焦線と網膜の関係の図(別冊No. 8)を別に示す。裸眼での前焦線、後焦線および最小錯乱円の状態はどれか。ただし、調節力はないものとする。
- ⑴ A混合乱視の焦線の位置関係と合わない図です。
- ⑵ B前焦線が網膜の前、後焦線が網膜の後ろにあり、最小錯乱円が網膜付近にある混合乱視の状態です。
- ⑶ C混合乱視の焦線の位置関係と合わない図です。
- ⑷ D混合乱視の焦線の位置関係と合わない図です。
- ⑸ E混合乱視の焦線の位置関係と合わない図です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。矯正度数が+0.75D ○ cyl-2.00D 90°なので、この眼の屈折は垂直経線が+0.75Dの遠視、水平経線が-1.25Dの近視で、遠視と近視が混在する混合乱視です。調節がないため、遠視側の経線の焦線は網膜の後ろに、近視側の経線の焦線は網膜の前にでき、最小錯乱円は等価球面度数(-0.25D)に相当する網膜のわずか前方に位置します。図は確認できませんが、公表正答から、Bが網膜を挟んで前後に焦線がある状態を示していると考えられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-10.html)を加工して作成