20 歳の女性。右眼の自覚的屈折検査の途中であり、±0.25 D のクロスシリン…
20 歳の女性。右眼の自覚的屈折検査の途中であり、±0.25 D のクロスシリンダで測定しているときの写真(別冊No. 7)を別に示す。-1.00 D ○ cyl-0.50 D 180°で矯正されている状態から、クロスシリンダを使用したところA よりもB の方がよく見えるという。検眼枠にレンズを組み替えた後の屈折度はどれか。
- ⑴ -1.25 D円柱度数を取り除いており、乱視の矯正不足という結果と逆です。
- ⑵ -0.75 D ○ cyl-1.00 D 180°円柱度数を-0.50D強め、等価球面度数を保つため球面を+0.25D戻した値です。
- ⑶ -1.00 D ○ cyl-1.00 D 180°円柱を強めたのに球面を調整しておらず、等価球面度数が近視側にずれます。
- ⑷ -1.25 D ○ cyl-0.50 D 180°球面度数だけを変えており、円柱度数の調整になっていません。
- ⑸ -1.75 D ○ cyl+1.00 D 180°円柱の符号が逆で、乱視の矯正を弱める方向の変更です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑵です。クロスシリンダによる乱視度数の精密測定では、クロスシリンダの軸を矯正円柱の軸に合わせて反転させ、見やすい方に合わせて円柱度数を調整します。図は確認できませんが、公表正答から、Bは矯正円柱と同じ符号(マイナス)の軸が合った状態で、乱視の矯正が不足していることを示しています。そこで円柱度数を-0.50Dから-1.00Dへ強め、等価球面度数(-1.25D)を保つため球面を+0.25D戻して、-0.75D ○ cyl-1.00D 180°とします。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成