眼窩のMRI T1 強調冠状断(別冊No. 2)を別に示す。左眼上斜視および外方…
眼窩のMRI T1 強調冠状断(別冊No. 2)を別に示す。左眼上斜視および外方回旋斜視の原因と考えられるのはどれか。
- ⑴ ①左眼上斜視と外方回旋を説明する上斜筋の所見ではありません。
- ⑵ ②左眼上斜視と外方回旋を説明する上斜筋の所見ではありません。
- ⑶ ③左眼上斜筋の萎縮を示す部位で、上斜視と外方回旋の原因と考えられます。
- ⑷ ④左眼上斜視と外方回旋を説明する所見ではありません。
- ⑸ ⑤左眼上斜視と外方回旋を説明する所見ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑶です。左眼の上斜視と外方回旋斜視は、上斜筋の作用(内方回旋・下転)が失われたときの所見で、上斜筋麻痺を示します。図は確認できませんが、眼窩のMRI冠状断では、上斜筋は眼窩の上内側に位置し、麻痺が長く続くと筋が萎縮して細く見えます。公表正答から、③が左眼の萎縮した上斜筋に当たると考えられます。上斜筋の萎縮の有無は、先天性の上斜筋麻痺(低形成)と後天性の鑑別や手術計画の参考になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成