処方された累進屈折力眼鏡の遠用部の度数をレンズメータで測定した結果(別冊No. …
処方された累進屈折力眼鏡の遠用部の度数をレンズメータで測定した結果(別冊No. 4A)と加入度を示す隠しマーク(別冊No. 4B)とを別に示す。処方された近用部の度数はどれか。
- ⑴ +2.25 D乱視の度数が失われており、近用部でも残る円柱度数が反映されていません。
- ⑵ +2.25 D ○ cyl-1.25 D 90°円柱度数が遠用部と異なり、加入の加え方も合いません。
- ⑶ +0.75 D ○ cyl+2.25 D 90°円柱度数を表記変換した際の球面度数に加入が加わっておらず、近用部の度数になりません。
- ⑷ +3.00 D ○ cyl+1.00 D 90°円柱度数の符号と値が遠用部と一致しません。
- ⑸ +3.00 D ○ cyl-2.00 D 90°遠用部の球面に加入度を加え、円柱度数と軸はそのまま残した近用部の度数です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。累進屈折力レンズの近用部の度数は、遠用部の度数の球面度数に加入度を加えたもので、円柱度数と軸は遠用部と変わりません。レンズの隠しマークの下には加入度が刻印されており、これで加入を確認できます。図は確認できませんが、公表正答からは遠用部が+0.75D ○ cyl-2.00D 90°、加入度が2.25Dと考えられ、近用部は+0.75+2.25=+3.00Dの球面に、cyl-2.00D 90°がそのまま残ります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-10.html)を加工して作成