Schirmer 試験Ⅰ法の結果に関与する脳神経はどれか。
Schirmer 試験Ⅰ法の結果に関与する脳神経はどれか。
- ⑴ ⅡⅡは視神経で、視覚情報を伝え涙液分泌には関与しません。
- ⑵ ⅢⅢは動眼神経で、眼球運動と縮瞳に関わり涙液分泌には関与しません。
- ⑶ ⅣⅣは滑車神経で、上斜筋を支配します。
- ⑷ Ⅴ三叉神経が角結膜の刺激を伝え、反射性の涙液分泌を引き起こします。
- ⑸ ⅥⅥは外転神経で、外直筋を支配します。
解説
正解は⑷です。Schirmer試験Ⅰ法は、点眼麻酔をせずに試験紙を下眼瞼の耳側に挟み、5分間でぬれた長さを測る検査で、基礎分泌に加えて試験紙の刺激による反射性分泌を含めた涙液量を評価します。反射性分泌は、角膜・結膜の知覚を三叉神経(第Ⅴ脳神経)が伝え、顔面神経の副交感線維を介して涙腺に伝わる反射弓で起こります。選択肢の中ではⅤが関与します。Ⅱ(視神経)、Ⅲ(動眼神経)、Ⅳ(滑車神経)、Ⅵ(外転神経)は涙液分泌には関わりません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-10.html)を加工して作成