中心フリッカ検査で正しいのはどれか。
中心フリッカ検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 空間周波数特性が関与する。CFFは時間周波数特性の検査で、空間周波数特性はコントラスト感度検査で調べます。
- ⑵ 過熟白内障の影響を受けない。高度な白内障では網膜に届く光が減るため、CFF値も影響を受けます。
- ⑶ 網膜色素上皮の機能を評価する。CFFは主に視神経機能を評価する検査で、網膜色素上皮の評価にはEOGを用います。
- ⑷ 眼精疲労では限界フリッカ値が低下する。CFFは疲労で低下するため、眼精疲労では限界フリッカ値が低下します。
- ⑸ 限界フリッカ値における20 Hz は正常である。正常値はおおむね35Hz以上で、20Hzは低下を示します。
解説
正解は⑷です。中心フリッカ値(CFF)は点滅光をちらつきとして認識できる最高周波数で、視神経の機能を反映し、視神経炎などで低下します。疲労でも低下するため、眼精疲労や全身疲労の指標として用いられることがあります。健常者ではおおむね35Hz以上で、20Hzは明らかな低下です。時間周波数特性を調べる検査で、空間周波数は関与しません。また、強い中間透光体混濁(過熟白内障など)では光量が減るため値が影響を受けます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-10.html)を加工して作成