+3.00D 負荷試験による眼位検査で除去できる眼位要素はどれか。
+3.00D 負荷試験による眼位検査で除去できる眼位要素はどれか。
- ⑴ 近接性輻湊近接性輻湊は対象が近くにあるという意識で生じ、凸レンズでは除去できません。
- ⑵ 緊張性輻湊緊張性輻湊は覚醒時の筋緊張によるもので、凸レンズでは除去できません。
- ⑶ 調節性輻湊凸レンズで調節が不要になり、調節性輻湊が除去されます。
- ⑷ 融像性開散融像性開散は両眼視による融像の働きで、凸レンズでは除去できません。
- ⑸ 融像性輻湊融像性輻湊は遮閉などで除去するもので、凸レンズでは除去できません。
解説
正解は⑶です。近見の眼位検査で両眼に+3.00Dのレンズを負荷すると、33cmの視標を見るのに必要な約3Dの調節が不要になるため、調節に伴って生じる調節性輻湊が除かれます。負荷前後で近見の内斜視が大きく減れば、調節性輻湊の関与が大きい(AC/A比が高い)と判断でき、非屈折性調節性内斜視の診断や二重焦点眼鏡の適応判定に用います。近接性輻湊、緊張性輻湊、融像性の輻湊・開散は凸レンズの負荷では除去できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp230524-10.html)を加工して作成