プリズムを用いた融像幅の測定について誤っているのはどれか。
プリズムを用いた融像幅の測定について誤っているのはどれか。
- ⑴ 調節視標を用いる。調節を一定に保つため、調節視標を用いて測定します。
- ⑵ 33 cm と5m の距離で測定する。近見33cmと遠見5mの両方で測定します。
- ⑶ 開散側、輻湊側の順に測定する。輻湊側の測定が開散側に影響するため、開散側から測定します。
- ⑷ 輻湊側はプリズムを基底内方に入れる。輻湊側は基底外方のプリズムで測定するため、基底内方は誤りです。
- ⑸ 複視を自覚する点が融像限界点〈break point〉である。融像が破れて複視を自覚する点を融像限界点とします。
解説
正解は⑷です。プリズムで融像幅を測定するときは、輻湊側(輻湊性融像)は基底外方、開散側(開散性融像)は基底内方のプリズムを入れます。基底外方のプリズムでは像が外側へずれ、両眼を内寄せすることで融像を保つためです。調節視標を用いて33cmと5mで測定し、輻湊側を先に測ると開散側の値に影響するため、開散側、輻湊側の順に行います。融像が保てず複視を自覚する点が融像限界点(break point)です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成