高度な片眼先天白内障で弱視を防ぐための手術を行うべき時期として適切なのはどれか。
高度な片眼先天白内障で弱視を防ぐための手術を行うべき時期として適切なのはどれか。
- ⑴ 生後8週間以内生後6~8週間以内の手術が、形態覚遮断弱視を防ぐうえで適切な時期です。
- ⑵ 生後4〜6か月生後4~6か月では遮断期間が長く、重い弱視が残るおそれがあります。
- ⑶ 生後12〜18 か月生後12~18か月では手術が遅く、視力予後は不良になります。
- ⑷ 2〜3歳2~3歳では感受性期の多くが過ぎ、弱視の予防には遅すぎます。
- ⑸ 5〜6歳5~6歳では弱視の予防はほとんど期待できません。
解説
正解は⑴です。高度な片眼先天白内障は、網膜に像が結ばれない形態覚遮断の状態であり、視覚の感受性期の中でも生後早期の遮断が最も深刻な弱視を引き起こします。そのため、生後6~8週間以内に手術で混濁した水晶体を除去し、すみやかにコンタクトレンズなどで屈折矯正をして、健眼遮閉による弱視治療を始めることが推奨されます。生後4~6か月以降の手術では、重い形態覚遮断弱視が残る可能性が高くなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-10.html)を加工して作成