形態覚遮断弱視について正しいのはどれか。
形態覚遮断弱視について正しいのはどれか。
- ⑴ 3歳以上で起こる。感受性の高い乳児期、特に生後早期の遮断で起こり、3歳以上で起こるとはいえません。
- ⑵ 予後は良好である。弱視の中で最も重症で、視力予後は不良なことが多いです。
- ⑶ 弱視治療が奏功する。早期に原因を除去しても弱視治療の効果は限られることが多いです。
- ⑷ 両眼視機能は良好である。両眼視機能の獲得は難しく、不良なことが多いです。
- ⑸ 白内障や重度の眼瞼下垂が原因となる。先天白内障や重度の眼瞼下垂などで網膜像が遮断されることが原因です。
解説
正解は⑸です。形態覚遮断弱視は、先天白内障、重度の眼瞼下垂、角膜混濁、長期の眼帯装用などにより、視覚の感受性期に網膜へ明瞭な像が入らないことで起こる弱視です。生後早期、特に生後数か月以内の遮断で起こりやすく、3歳以上で生じるものではありません。弱視の中で最も重症になりやすく、原因除去と遮閉治療を行っても視力予後は不良なことが多く、両眼視機能も不良です。早期発見と早期の原因除去が何より重要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成