視神経線維の発生起源はどれか。
視神経線維の発生起源はどれか。
- ⑴ 神経外胚葉網膜神経節細胞は眼杯の内層に由来し、その軸索である視神経線維も神経外胚葉起源です。
- ⑵ 神経堤細胞神経堤細胞は角膜実質・角膜内皮・線維柱帯・強膜などの起源で、視神経線維ではありません。
- ⑶ 中胚葉中胚葉は外眼筋や血管内皮などの起源です。視神経線維とは関係しません。
- ⑷ 内胚葉内胚葉は消化管上皮や肺などの起源で、眼の主要構造にはほとんど関与しません。
- ⑸ 表層外胚葉表層外胚葉は水晶体や角膜上皮、結膜上皮の起源で、神経組織は生じません。
解説
正解は⑴です。視神経線維は網膜神経節細胞の軸索であり、網膜は眼杯(間脳から突出した眼胞が陥入したもの)に由来するため、発生起源は神経外胚葉です。神経外胚葉からは網膜、網膜色素上皮、毛様体と虹彩の上皮、瞳孔括約筋・散大筋も生じます。神経堤細胞は角膜実質・内皮や線維柱帯、表層外胚葉は水晶体と角膜上皮、中胚葉は外眼筋や血管内皮の起源です。組織ごとの起源を対にして覚えておくと整理しやすくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp210416-10.html)を加工して作成