確定診断のために中枢性病変の検査を必要としないのはどれか。
確定診断のために中枢性病変の検査を必要としないのはどれか。
- ⑴ 急性内斜視頭蓋内腫瘍などが原因となることがあり、頭部画像検査が必要です。
- ⑵ MLF 症候群脳幹の内側縦束の病変によるため、頭部MRIが必要です。
- ⑶ 滑車神経麻痺頭部外傷や腫瘍などが原因となり得るため、中枢性病変の検査が必要です。
- ⑷ 微小斜視弱視眼科的検査で診断できる機能弱視で、中枢性病変の検査は必要ありません。
- ⑸ 身体表現性障害〈心因性視能障害〉器質的疾患を除外するため、中枢性病変の検査が必要です。
解説
正解は⑷です。微小斜視弱視は、小角度の斜視と不同視を背景に視覚の発達期に生じる機能弱視で、固視検査や4Δ基底外方試験、屈折検査などの眼科的検査で診断でき、中枢性病変の検査は必要ありません。急性内斜視は頭蓋内腫瘍などが原因となることがあり、MLF症候群は脳幹の病変、滑車神経麻痺は頭部外傷や腫瘍などが原因となり得るため、頭部MRIなどが必要です。心因性視能障害も、器質的疾患を除外するために中枢性病変の検査が求められます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成