色覚異常について正しいのはどれか。2つ選べ。
色覚異常について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 1色覚は色を弁別することができない。錐体の機能がほとんどなく、明るさの違いしか分からず色を弁別できません。
- ⑵ 2型2色覚はL 錐体の機能が欠如している。2型2色覚で欠如しているのはM錐体の機能です。
- ⑶ 2型色覚は1型色覚よりも発生頻度は低い。日本人男性では2型色覚の方が1型色覚より頻度が高いです。
- ⑷ 後天色覚異常はS 錐体系反応が障害されやすい。後天色覚異常はS錐体系の障害による青黄異常として現れやすいです。
- ⑸ 1型色覚の父親と正常色覚の母親との子どもは男児が色覚異常になる。父のX染色体は娘にのみ伝わるため、娘が保因者となり息子は正常です。
解説
正解は⑴と⑷です。1色覚(杆体1色覚など)は錐体の機能がほとんどなく、明るさの違いしか分からないため色を弁別できず、視力低下や羞明、眼振を伴います。後天色覚異常は網膜疾患や視神経疾患に伴うもので、青黄異常(S錐体系の障害)として現れやすいのが特徴です。2型2色覚はM錐体の機能が欠如し、L錐体の欠如は1型です。日本人男性では2型の方が1型より頻度が高く、1型色覚の父と正常色覚の母の子は、娘が保因者となり息子は正常です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp200414-10.html)を加工して作成