房水について誤っているのはどれか。
房水について誤っているのはどれか。
- ⑴ 透明である。房水は透明な液体で、正しい記述です。
- ⑵ 蛋白質に富む。房水の蛋白質は血漿よりはるかに少なく、蛋白質に富むは誤りです。
- ⑶ 瞳孔領を通る。房水は後房から瞳孔領を通って前房へ流れ、正しい記述です。
- ⑷ 毛様体で産生される。房水は毛様体の無色素上皮で産生され、正しい記述です。
- ⑸ 線維柱帯から流出する。房水は主に線維柱帯からSchlemm管へ流出し、正しい記述です。
解説
正解は⑵です。房水は毛様体の無色素上皮で産生される透明な液体で、後房から瞳孔領を通って前房へ流れ、主に線維柱帯からSchlemm管を経て排出されます(ぶどう膜強膜流出路もあります)。房水は血液房水柵によって蛋白質がほとんど含まれず、血漿の蛋白濃度の約1/100以下です。この低蛋白が透明性を保っています。ぶどう膜炎で血液房水柵が破綻すると、蛋白質が増えて細隙灯顕微鏡でフレアとして観察されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-10.html)を加工して作成