副交感神経のシナプスに存在する受容体はどれか。
副交感神経のシナプスに存在する受容体はどれか。
- ⑴ アデノシン受容体アデノシン受容体は主に血管拡張などに関わり、副交感神経の伝達を担うものではありません。
- ⑵ アドレナリン受容体アドレナリン受容体は交感神経の効果器にある受容体です。
- ⑶ ドパミン受容体ドパミン受容体は主に中枢神経に存在し、副交感神経の伝達には関わりません。
- ⑷ ヒスタミン受容体ヒスタミン受容体はアレルギー反応などに関わる受容体です。
- ⑸ ムスカリン受容体副交感神経節後線維のアセチルコリンは効果器のムスカリン受容体に作用します。
解説
正解は⑸です。副交感神経では、節前線維・節後線維ともにアセチルコリンを放出します。節後線維から放出されたアセチルコリンは、瞳孔括約筋や毛様体筋などの効果器にあるムスカリン受容体に結合して作用します(神経節ではニコチン受容体)。このため、ムスカリン受容体を遮断するアトロピンは散瞳と調節麻痺を、刺激するピロカルピンは縮瞳を起こします。アドレナリン受容体は交感神経の効果器にある受容体です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成