調節に影響を与える点眼薬はどれか。
調節に影響を与える点眼薬はどれか。
- ⑴ デキサメタゾンデキサメタゾンは抗炎症作用のステロイド点眼で、調節には影響しません。
- ⑵ リドカイン塩酸塩リドカインは局所麻酔薬で、調節への作用はありません。
- ⑶ シアノコバラミンシアノコバラミンはビタミンB12製剤で、調節に直接影響する作用はありません。
- ⑷ ジスチグミン臭化物コリンエステラーゼ阻害により毛様体筋が収縮し、調節を起こします。
- ⑸ ヒアルロン酸ナトリウムヒアルロン酸ナトリウムは角膜上皮の保護薬で、調節には影響しません。
解説
正解は⑷です。ジスチグミン臭化物はコリンエステラーゼ阻害薬で、アセチルコリンの分解を抑えて毛様体筋を収縮させ、調節を起こすとともに縮瞳させます。この作用を利用して調節性内斜視の診断・治療や緑内障に用いられます。デキサメタゾンはステロイドの抗炎症薬、リドカインは局所麻酔薬、シアノコバラミンはビタミンB12製剤(眼精疲労など)、ヒアルロン酸ナトリウムは角膜上皮障害やドライアイの治療薬で、調節には影響しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-10.html)を加工して作成