ソクマル視能訓練士

65 歳の男性。最近、急に右眼が見えにくくなったため紹介されて来院した。視力は右…

65 歳の男性。最近、急に右眼が見えにくくなったため紹介されて来院した。視力は右0.3(矯正不能)、左1.0(矯正不能)。自宅近くの眼科を受診したところ右眼の眼底出血を指摘された。この患者の右眼眼底写真(別冊No. 6)を別に示す。鑑別診断に有用な検査はどれか。2つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑷と⑸です。写真は確認できませんが、65歳で急な片眼の視力低下と眼底出血を来す疾患としては、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症、網膜細動脈瘤破裂、加齢黄斑変性などが鑑別に挙がります。蛍光眼底造影は無灌流領域、血管瘤、新生血管の有無を明らかにし、OCTは黄斑浮腫や出血の層、脈絡膜新生血管を評価できるため、鑑別に有用です。ERGや視野検査は網膜全体の機能をみる検査で、出血の原因の鑑別には直接役立ちにくいです。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成

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