アレルギーによる痒みに関係するのはどれか。
アレルギーによる痒みに関係するのはどれか。
- ⑴ アセチルコリンアセチルコリンは副交感神経や神経筋接合部の伝達物質で、痒みの主な原因物質ではありません。
- ⑵ セロトニンセロトニンも肥満細胞に含まれる動物種がありますが、ヒトのアレルギー性の痒みの主役ではありません。
- ⑶ ドパミンドパミンは中枢の神経伝達物質で、アレルギーの痒みとは関係しません。
- ⑷ ノルアドレナリンノルアドレナリンは交感神経の伝達物質で、痒みを起こす物質ではありません。
- ⑸ ヒスタミン肥満細胞から放出されるヒスタミンがH1受容体を介して痒みを起こします。
解説
正解は⑸です。アレルギー性結膜炎などのⅠ型アレルギーでは、抗原がIgE抗体を介して肥満細胞に結合すると脱顆粒が起こり、ヒスタミンが放出されます。ヒスタミンは知覚神経のH1受容体を刺激して痒みを起こし、血管透過性を高めて充血や浮腫も生じます。そのため抗ヒスタミン点眼薬や、肥満細胞からの放出を抑えるメディエーター遊離抑制薬が治療に用いられます。他の選択肢は主に神経伝達物質として働く物質です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-07.html)を加工して作成