視能訓練士養成校の授業で、視能矯正の発展に関わった人物と、その人物に結び付けられ…
視能訓練士養成校の授業で、視能矯正の発展に関わった人物と、その人物に結び付けられる業績を整理した。人物と業績の組合せとして正しいのはどれか。
- ⑴ Landolt:網膜の電位を記録して、視細胞の働きを調べる方法を考案した。Landoltは切れ目のある環の視標を考案したことで知られ、網膜の電位の記録とは別の業績です。
- ⑵ Hess:弱視の治療として、健眼を遮閉する方法を初めて提唱した。Hessは眼球運動の制限を図に記録する検査で知られ、健眼の遮閉の提唱者ではありません。
- ⑶ Worth:両眼視の働きを、同時視・融像・立体視の3つの段階に分けて捉えた。Worthは両眼視の働きを3段階に分けて考え、斜視の治療に両眼視の訓練を取り入れたことで知られます。
- ⑷ Bagolini:赤と緑の眼鏡を用いて、両眼の眼球運動を図に記録する方法を考案した。Bagoliniは細い線条の入ったレンズで網膜対応や抑制を調べる検査で知られます。
- ⑸ Maddox:斜視の手術として、外眼筋を切る方法を初めて行った。Maddoxは斜位を測る線条の検査具などで知られ、斜視の手術を初めて行った人物ではありません。
解説
正しいのは、Worthが両眼視の働きを同時視・融像・立体視の3段階に分けて捉えたという組合せです。この考え方は、両眼視がどの段階まで成り立っているかを評価し、訓練の目標を立てる枠組みとして今も用いられています。一方、Hessは眼球運動の記録の検査、Maddoxは斜位の測定の器具、Bagoliniは網膜対応を調べる線条レンズ、Landoltは視力の検査に用いる環の視標に名が残っています。
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