20歳の女性。線状光の検影法を、眼前50 cmの検査距離で右眼に行った。垂直の経…
20歳の女性。線状光の検影法を、眼前50 cmの検査距離で右眼に行った。垂直の経線では+3.00 D、水平の経線では+1.00 Dのレンズで反射光の動きが中和された。検査距離に相当する2.00 Dを差し引いて、それぞれの経線の屈折値を求める。この右眼について正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 等価球面度数は+2.00 Dで、遠視の側に偏っている。等価球面度数は+1.00+(-2.00)÷2=0.00 Dです。+2.00 Dは中和レンズの平均です。
- ⑵ 矯正レンズは「+1.00 D ○ cyl-2.00 D 90°」と表せる。垂直の経線は+1.00 D、水平の経線は-1.00 Dです。球面+1.00 Dに、水平の経線へ働く-2.00 Dの円柱(軸90°)を組み合わせます。
- ⑶ 一方の経線が遠視で、もう一方の経線が近視の混合乱視である。垂直の経線は+1.00 Dの遠視、水平の経線は-1.00 Dの近視で、混合乱視にあたります。
- ⑷ 矯正レンズは「+3.00 D ○ cyl-2.00 D 90°」と表せる。検査距離に相当する2.00 Dを差し引いていません。中和したレンズの度数がそのまま屈折値になるわけではありません。
- ⑸ 垂直の経線の屈折力が強い、直乱視である。近視になっているのは水平の経線で、水平の経線の屈折力が強い倒乱視です。
解説
正しいのは、矯正レンズが「+1.00 D ○ cyl-2.00 D 90°」と表せることと、混合乱視であることです。検査距離50 cmに相当する2.00 Dを差し引くと、垂直の経線は+3.00-2.00=+1.00 D、水平の経線は+1.00-2.00=-1.00 Dになります。遠視と近視の経線が混ざる混合乱視で、屈折力の強い水平の経線が近視となる倒乱視です。等価球面度数は0.00 Dです。
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