62歳の男性。緑内障で両眼の視野が狭くなり、夜道を一人で歩けなくなった。そのため…
62歳の男性。緑内障で両眼の視野が狭くなり、夜道を一人で歩けなくなった。そのため、長く務めてきた町内会の役員を辞めた。自宅の周りは街灯が少なく、本人は人に頼るのを好まない性格である。この状況を国際生活機能分類(ICF)で捉えたとき、環境因子にあたるのはどれか。
- ⑴ 町内会の役員を辞めたこと地域の役割など社会への関わりが妨げられることは、参加の制約にあたります。
- ⑵ 人に頼るのを好まない性格であること性格や生活歴などその人自身の特徴は、個人因子にあたります。
- ⑶ 自宅の周りに街灯が少ないこと物理的な環境や社会の仕組みなど、本人の外にある要素は環境因子にあたります。
- ⑷ 両眼の視野が狭くなっていること視野の狭さは眼の機能そのものの問題で、心身機能・身体構造の障害にあたります。
- ⑸ 夜道を一人で歩けなくなったこと歩くなど個人が行う動作の困難は、活動の制限にあたります。
解説
環境因子にあたるのは、自宅の周りに街灯が少ないことです。国際生活機能分類では、生活機能を心身機能・身体構造、活動、参加の3つで捉え、それに影響する背景因子を環境因子と個人因子に分けます。視野の狭さは心身機能、夜道を歩けないことは活動の制限、役員を辞めたことは参加の制約、性格は個人因子です。視能障害を生活の全体の中で捉える考え方です。
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