2型糖尿病で網膜症のある58歳の男性について、内科と眼科の多職種で支援の方針を話…
2型糖尿病で網膜症のある58歳の男性について、内科と眼科の多職種で支援の方針を話し合った。職種とその役割の組合せとして正しいのはどれか。
- ⑴ 薬剤師が、血糖値を見てインスリンの量を決めて処方する。インスリンの量を決めて処方するのは医師です。薬剤師は調剤や服薬の指導を担います。
- ⑵ 管理栄養士が、食事の内容を評価して献立の工夫を指導する。食事の評価と栄養指導は管理栄養士の役割で、血糖の管理を通じて網膜症の進行を抑えることにつながります。
- ⑶ 理学療法士が、見え方に合わせて拡大鏡の倍率を選んで処方する。拡大鏡などの補助具の選定は視能訓練士が医師の指示のもとで担うことが多く、理学療法士の役割ではありません。
- ⑷ 臨床工学技士が、眼底の所見から網膜症の病期を診断する。病期の診断は医師が行います。臨床工学技士は医療機器の操作と保守を担います。
- ⑸ 視能訓練士が、網膜症の進行を止めるレーザー光凝固を行う。網膜光凝固は医師が行う治療です。視能訓練士は視力や視野などの検査で経過の把握を支えます。
解説
管理栄養士が食事を評価して献立の工夫を指導する組合せが正しいです。糖尿病網膜症の進行を抑えるには血糖の管理が欠かせず、食事の面は管理栄養士が支えます。インスリンの量の決定、網膜光凝固、病期の診断はいずれも医師の役割です。視能訓練士は視力や視野の検査で経過を示し、補助具の選定などで生活を支えます。各職種の役割を知ることがチーム医療の前提です。
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