ソクマル視能訓練士

15歳の男子。頭痛と嘔吐が続き、松果体の腫瘍で中脳の背側が圧迫されていることが分…

15歳の男子。頭痛と嘔吐が続き、松果体の腫瘍で中脳の背側が圧迫されていることが分かった。視力は両眼とも良好である。この患者の眼球運動にみられる所見として最も考えられるのはどれか。

解説

両眼の上方視が制限される所見が最も考えられます。中脳の背側、上丘の付近には垂直方向の注視を担う中枢があり、松果体の腫瘍などで圧迫されると上方視の障害が起こります。これをパリノー症候群と呼び、輻湊後退眼振や、光より近見で瞳孔がよく縮む所見を伴うこともあります。内側縦束や水平注視の中枢は橋にあり、外転神経や滑車神経の麻痺は片眼の障害として現れます。
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