細隙灯顕微鏡では、観察する対象に合わせて照明の当て方を変える。観察したい対象と照…
細隙灯顕微鏡では、観察する対象に合わせて照明の当て方を変える。観察したい対象と照明の方法の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 角膜内皮細胞の並び:光の反射する角度から観察する鏡面反射法内皮面で反射した光を観察することで、内皮細胞の形や並びを見ることができます。
- ⑵ 前房の深さと角膜の厚み:細い光で眼の断面(光学切片)を作る直接照明法細い光で眼の断面を照らすと、角膜の厚みや前房の深さを断面として観察できます。
- ⑶ 水晶体の後嚢下の混濁:強膜に光を当てる強膜散乱法水晶体の混濁は、眼底からの反射光で影として浮かび上がらせる徹照法でよく観察できます。
- ⑷ 虹彩の萎縮した部分:光の反射する角度から観察する鏡面反射法虹彩の萎縮は、眼底からの反射光で透けて見える部分を観察する徹照法でよくわかります。
- ⑸ 前房の炎症の細胞:拡散板を入れた広く弱い光の照明法前房の細胞やフレアは、暗室で細く強い光を当てて観察します。
解説
角膜内皮細胞の並びを鏡面反射法で、前房の深さと角膜の厚みを細い光の直接照明法で観察する組合せが正しいです。細隙灯顕微鏡では、目的に応じて照明を変えます。鏡面反射法は内皮面で反射した光から細胞の形を観察し、細い光は眼の断面を照らします。水晶体の混濁は眼底の反射光を背景にする徹照法、角膜の淡い混濁は強膜散乱法、虹彩の萎縮は徹照法、前房の細胞は暗室で細く強い光を当てて観察します。
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