眼科外来で、視能訓練士が細隙灯顕微鏡や眼圧検査の介助を行っている。標準予防策の考…
眼科外来で、視能訓練士が細隙灯顕微鏡や眼圧検査の介助を行っている。標準予防策の考え方に沿った行動として正しいのはどれか。
- ⑴ 手袋を外した後は内側が清潔なので、手指衛生をせずに次の患者の検査に移る。手袋にはピンホールがあり、外すときに手が汚染されるため、外した後にも手指衛生を行います。
- ⑵ 使用した注射針は、刺さらないように両手でキャップをはめ直してから捨てる。両手でのリキャップは針刺しの原因になるため行わず、そのまま専用の廃棄容器に入れます。
- ⑶ 感染症の診断の有無を問わず、涙液や眼脂に触れる可能性がある場面で手袋を着ける。標準予防策では、すべての患者の血液・体液・粘膜などを感染の可能性があるものとして扱います。
- ⑷ 感染症の検査結果が陽性と分かった患者を対象として、手袋やガウンを使い分ける。標準予防策は診断の有無に関係なく全患者に行うもので、陽性と分かった患者に限る方法ではありません。
- ⑸ 汗も血液と同じく感染性のある体液と考え、額当てに触れるたびに手袋を替える。標準予防策で感染の可能性があるものとして扱う体液から、汗は除かれています。
解説
感染症の診断の有無を問わず、涙液や眼脂に触れる場面で手袋を着けることが正しいです。標準予防策は、すべての患者の血液、汗を除く体液、分泌物、排泄物、傷のある皮膚、粘膜を感染の可能性があるものとして扱う考え方です。眼科では涙液や眼脂を介した感染に注意が要ります。手袋を外した後にも手指衛生を行い、使った針はリキャップせずに専用の容器へ捨てます。
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