顎口腔領域で微小血管吻合が必要なのはどれか。2 つ選べ。
顎口腔領域で微小血管吻合が必要なのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ DP 皮弁DP皮弁は内胸動脈の穿通枝を茎とする有茎皮弁で、微小血管吻合は不要です。
- ⑵ 前額皮弁前額皮弁は浅側頭動脈を茎とする有茎皮弁で、微小血管吻合は不要です。
- ⑶ 前腕皮弁前腕皮弁は遊離皮弁として移植され、頸部の血管と微小血管吻合を行います。
- ⑷ 大胸筋皮弁大胸筋皮弁は胸肩峰動脈を茎とする有茎皮弁で、微小血管吻合は不要です。
- ⑸ 腹直筋皮弁腹直筋皮弁は遊離皮弁として移植され、微小血管吻合を行います。
解説
正解は⑶と⑸です。顎口腔領域の再建に用いる皮弁は、血管柄を付けたまま近くに移動させる有茎皮弁と、血管柄を切り離して移植し、頸部の血管と顕微鏡下で吻合する遊離皮弁に分けられます。前腕皮弁(橈側前腕皮弁)と腹直筋皮弁は、舌や口底などの再建に遊離皮弁として用いられ、微小血管吻合が必要です。DP皮弁(胸三角筋部皮弁)、前額皮弁、大胸筋皮弁は、血管柄を付けたまま移動させる有茎皮弁で、微小血管吻合は不要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成