頭蓋内腫瘍が関与するのはどれか。3 つ選べ。
頭蓋内腫瘍が関与するのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 顔面痙攣小脳橋角部腫瘍などが顔面神経を圧迫すると、顔面痙攣を生じることがあります。
- ⑵ Frey 症候群Frey症候群は耳下腺手術後に耳介側頭神経が汗腺へ異常再生して生じる味覚性発汗です。
- ⑶ 舌下神経麻痺頭蓋底や舌下神経管周囲の腫瘍で舌下神経が圧迫され、麻痺を生じます。
- ⑷ 症候性三叉神経痛三叉神経を圧迫する腫瘍により、症候性(二次性)三叉神経痛を生じます。
- ⑸ Ramsay Hunt 症候群Ramsay Hunt症候群は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による顔面神経麻痺です。
解説
正解は⑴、⑶、⑷です。頭蓋内腫瘍(小脳橋角部の聴神経鞘腫、髄膜腫、類上皮腫など)は、脳神経を圧迫して種々の症状を起こします。顔面神経が圧迫されると顔面痙攣を、舌下神経管周囲の腫瘍では舌下神経麻痺を生じます。三叉神経が腫瘍で圧迫されると症候性(二次性)三叉神経痛となり、感覚低下などを伴うことがあります。Frey症候群は耳下腺手術後の神経の異常再生による味覚性発汗、Ramsay Hunt症候群は水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化による顔面神経麻痺で、頭蓋内腫瘍は関与しません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成