周術期の口腔健康管理の目的はどれか。2 つ選べ。
周術期の口腔健康管理の目的はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 手術時間の短縮手術時間の短縮は周術期の口腔健康管理の目的ではありません。
- ⑵ 術後肺炎の予防口腔内の細菌を減らし、誤嚥性肺炎や人工呼吸器関連肺炎などの術後肺炎を予防します。
- ⑶ ポリファーマシーの予防ポリファーマシーの予防は薬剤の適正使用の課題で、周術期の口腔健康管理の目的ではありません。
- ⑷ 気管挿管時の歯の損傷予防動揺歯の固定やマウスピースにより、気管挿管時の歯の損傷や脱落を防ぎます。
- ⑸ 服薬アドヒアランスの向上服薬アドヒアランスの向上は周術期の口腔健康管理の目的ではありません。
解説
正解は⑵と⑷です。周術期の口腔健康管理は、手術や化学療法、放射線治療を受ける患者に、術前から術後まで口腔衛生管理や歯科治療を行うものです。口腔内の細菌を減らすことで、人工呼吸器関連肺炎や誤嚥性肺炎などの術後肺炎、手術部位感染を予防します。また、全身麻酔の気管挿管時に動揺歯が脱落・破折して誤飲や誤嚥を起こさないよう、動揺歯の固定やマウスピースの製作を行い、歯の損傷を予防します。手術時間の短縮、ポリファーマシーの予防、服薬アドヒアランスの向上は目的ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成