ソクマル歯科医師

上顎右側小臼歯部と同側の側頭部に持続性の鈍痛を訴える患者が来院した。診察の結果、…

上顎右側小臼歯部と同側の側頭部に持続性の鈍痛を訴える患者が来院した。診察の結果、歯に異常所見を認めなかった。触診の際に、側頭部を圧迫すると歯痛が増強した。そこで、圧痛点に局所麻酔を施したところ、小臼歯部の鈍痛が減弱した。この歯痛はどれか。1 つ選べ。

解説

正解は⑴です。歯に異常がないのに歯痛を訴え、側頭部の圧痛点(トリガーポイント)を押すと歯痛が増強し、その部位への局所麻酔で歯痛が減弱していることから、側頭筋の筋筋膜痛が上顎小臼歯部に投射された関連痛(非歯原性歯痛)と考えられます。関連痛は、痛みの原因部位とは離れた部位に痛みを感じる現象で、収束投射によって説明されます。歯原性歯痛は歯に原因がある痛み、神経障害性疼痛は神経の損傷による痛みで、特発性歯痛は原因が特定できない場合に用います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

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