歯科治療の際に室温に配慮すべき先天異常はどれか。1 つ選べ。
歯科治療の際に室温に配慮すべき先天異常はどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 骨形成不全症骨形成不全症では易骨折性に注意しますが、室温の配慮は特に必要ありません。
- ⑵ Crouzon 症候群Crouzon症候群は頭蓋縫合早期癒合症で、気道の狭さなどに注意します。
- ⑶ 鎖骨頭蓋骨異形成症鎖骨頭蓋骨異形成症は過剰歯や萌出遅延が問題で、室温の配慮は不要です。
- ⑷ 第一第二鰓弓症候群第一第二鰓弓症候群は顔面の非対称が問題で、室温の配慮は不要です。
- ⑸ 無汗型外胚葉形成不全汗をかけず体温調節が難しいため、室温を低めに保つ配慮が必要です。
解説
正解は⑸です。無汗型外胚葉形成不全症は、汗腺や毛、歯など外胚葉由来の組織の形成不全を生じる疾患で、汗をかけないため体温調節が難しく、高温環境で容易にうつ熱(高体温)を起こします。そのため歯科治療時には室温を低めに保ち、長時間の処置を避けるなどの配慮が必要です。歯の先天欠如や円錐歯がみられ、小児期から義歯による補綴が行われることも多い疾患です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成