患者の自己決定権の行使を促進するのはどれか。1 つ選べ。
患者の自己決定権の行使を促進するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 医師の裁量権の拡大医師の裁量権の拡大は、患者より医師の判断を優先する方向に働きます。
- ⑵ パターナリズムの推進パターナリズムは医療者が患者のために代わって決める考え方で、自己決定とは逆です。
- ⑶ 医療提供の効率性の確保医療提供の効率性は医療制度の課題で、自己決定権の行使とは直接関係しません。
- ⑷ インフォームド・コンセントの取得十分な説明を受けて患者自身が同意することで、自己決定権が行使できます。
- ⑸ コミュニティ・オーガナイゼーションの実践コミュニティ・オーガナイゼーションは地域の組織化活動で、患者個人の自己決定とは異なります。
解説
正解は⑷です。インフォームド・コンセントは、医療者が病状や治療の選択肢、利益と危険性などを十分に説明し、患者がそれを理解したうえで自らの意思で治療に同意する(または拒否する)過程です。これにより患者は自分の受ける医療を自分で決める自己決定権を行使できます。医師の裁量権の拡大やパターナリズムは、医療者が患者に代わって判断する方向に働くため、自己決定権とは逆の考え方です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成