口腔内写真(別冊No. 1)を別に示す。この歯列弓形態の原因となるのはどれか。1…
口腔内写真(別冊No. 1)を別に示す。この歯列弓形態の原因となるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 過剰歯過剰歯は正中離開や萌出遅延の原因となり、本問の歯列弓形態とは異なります。
- ⑵ 口呼吸口呼吸は上顎歯列弓の狭窄に関係しますが、本問の原因とはされていません。
- ⑶ 低位舌低位舌は上顎歯列弓の狭窄や下顎前突に関係する要因です。
- ⑷ 舌突出癖舌突出癖は主に前歯部の開咬の原因となります。
- ⑸ 乳歯早期脱落乳歯の早期脱落で隣在歯が移動し、歯列弓の形態が崩れます。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑸です。写真は見られないため公表正答から考えます。乳歯が早期に脱落すると、その空隙に隣在歯が傾斜・移動して萌出余地が失われ、歯列弓の対称性が崩れたり歯列弓長が短縮したりします。本問では写真の歯列弓形態がこの空隙の喪失によるものと考えられます。口呼吸や低位舌は上顎歯列弓の狭窄(V字型)、舌突出癖は開咬などの原因となり、形態の特徴が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成