正常細胞と比較したがん細胞の特徴はどれか。2 つ選べ。
正常細胞と比較したがん細胞の特徴はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 浸潤能の獲得周囲の組織に入り込む浸潤能を獲得することは、悪性の特徴です。
- ⑵ 増殖能の低下がん細胞は増殖能が亢進し、無秩序に増殖します。
- ⑶ 遺伝子異常の蓄積複数の遺伝子異常が段階的に蓄積してがん化します。
- ⑷ アポトーシスの促進がん細胞はアポトーシスを回避して生き残ります。
- ⑸ テロメラーゼ活性の低下テロメラーゼ活性が上昇し、細胞は不死化します。
解説
正解は⑴と⑶です。がん細胞は、がん遺伝子の活性化やがん抑制遺伝子の不活化など複数の遺伝子異常が段階的に蓄積して生じ、無秩序な増殖能、周囲組織への浸潤能、遠隔転移能を獲得します。またアポトーシスを回避し、テロメラーゼ活性が上昇してテロメアが維持されるため、細胞分裂の回数の限界がなくなり不死化します。増殖能の低下やアポトーシスの促進は正常細胞の性質の方向です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成