石膏の硬化が遅延するのはどれか。2 つ選べ。
石膏の硬化が遅延するのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 混水比の低下混水比を低下させると結晶核の密度が上がり、硬化は促進されます。
- ⑵ 冷水による練和冷水では半水石膏の溶解が遅れ、硬化が遅延します。
- ⑶ 練和時間の短縮練和時間が短いと結晶核の形成が少なく、硬化が遅れます。
- ⑷ スラリー液の使用スラリー液は二水石膏の結晶核として働き、硬化を促進します。
- ⑸ 2 %塩化ナトリウム水溶液の使用低濃度の塩化ナトリウムは硬化促進剤として働きます。
解説
正解は⑵と⑶です。石膏の硬化は、半水石膏が溶解して二水石膏の結晶が析出することで進みます。冷水で練和すると溶解と結晶成長が遅れ、練和時間を短くすると結晶核の形成が少なくなるため、いずれも硬化が遅くなります。一方、混水比を下げる、二水石膏の結晶核を含むスラリー液を使う、2%程度の低濃度の塩化ナトリウム水溶液を用いると、硬化は促進されます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成