インプラント用アバットメント材料であるジルコニアとチタンの物性で、チタンが大きな…
インプラント用アバットメント材料であるジルコニアとチタンの物性で、チタンが大きな値を示すのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 硬さ硬さはセラミックスであるジルコニアの方が大きい値です。
- ⑵ 靱性チタンは金属で粘り強く、破壊靱性はジルコニアより大きくなります。
- ⑶ 密度密度はジルコニア(約6g/cm³)がチタン(約4.5g/cm³)より大きいです。
- ⑷ 弾性係数弾性係数はジルコニア(約200GPa)がチタン(約110GPa)より大きいです。
- ⑸ 熱伝導率金属であるチタンは熱をよく伝え、熱伝導率がジルコニアより大きいです。
解説
正解は⑵と⑸です。ジルコニアはセラミックスであるため、チタンより硬く(ビッカース硬さが高い)、弾性係数も約200GPaとチタン(約110GPa)より大きく、密度も約6g/cm³とチタン(約4.5g/cm³)より大きい値を示します。一方、チタンは金属なので、破壊に対する粘り強さである靱性と、熱伝導率がジルコニアより大きくなります。材料選択ではこの違いを踏まえて審美性や破折リスクを考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成