ある患者の手の写真(別冊No. 16)を別に示す。口腔清掃の自立度判定基準〈BD…
ある患者の手の写真(別冊No. 16)を別に示す。口腔清掃の自立度判定基準〈BDR 指標〉結果を表に示す。項目 評 価B 一部介助D 全介助R 一部介助セルフケアの指導で適切なのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 軽いコップの使用軽いコップを用いることで、握力が弱くても含嗽を行いやすくなります。
- ⑵ 含嗽時の頸部後屈頸部を後屈すると誤嚥しやすいため、含嗽時はやや前屈位で行います。
- ⑶ 少量の水による含嗽少量の水で含嗽することで、むせや誤嚥を防ぎやすくなります。
- ⑷ 柄の太い歯ブラシの使用柄の太い歯ブラシは握りやすく、自力での歯磨きを助けます。
- ⑸ 患者自身による義歯の着脱義歯の着脱は全介助と判定されており、患者自身に行わせる指導は適切ではありません。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴と⑶と⑷です。写真は確認できませんが、手指の変形などにより把持や巧緻動作が困難な患者と考えられます。BDR指標では歯磨き(B)とうがい(R)が一部介助、義歯着脱(D)が全介助です。自立を支援するため、握りやすい柄の太い歯ブラシを使い、軽いコップで少量の水を含んで含嗽するよう指導します。含嗽時に頸部を後屈すると誤嚥しやすいため、やや前屈位で行います。義歯の着脱は全介助のため、介助者が行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成