摂食嚥下の5 期モデルにおいて鼻咽腔閉鎖がみられるのはどれか。2 つ選べ。
摂食嚥下の5 期モデルにおいて鼻咽腔閉鎖がみられるのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 先行期先行期は食物を認知する段階で、鼻咽腔閉鎖はみられません。
- ⑵ 準備期準備期は咀嚼して食塊をつくる段階で、通常は鼻呼吸を続けるため鼻咽腔は開放しています。
- ⑶ 口腔期口腔期には食塊を咽頭へ送り込む際に鼻咽腔が閉鎖します。
- ⑷ 咽頭期咽頭期には軟口蓋の挙上により鼻咽腔が閉鎖し、鼻腔への逆流を防ぎます。
- ⑸ 食道期食道期は食道の蠕動による移送の段階で、鼻咽腔は開放しています。
解説
正解は⑶と⑷です。摂食嚥下の5期モデルは、先行期(食物の認知)、準備期(咀嚼と食塊形成)、口腔期(食塊を咽頭へ送る)、咽頭期(嚥下反射による咽頭通過)、食道期(食道の蠕動による胃への移送)からなります。口腔期の後半から咽頭期にかけて軟口蓋が挙上して咽頭後壁と接し、鼻咽腔が閉鎖されることで、食塊の鼻腔への逆流を防ぎ、咽頭内圧を高めて食塊を送り込みます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成