根管治療に使用する次亜塩素酸ナトリウム溶液の性質はどれか。2 つ選べ。
根管治療に使用する次亜塩素酸ナトリウム溶液の性質はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 殺菌作用次亜塩素酸ナトリウムは強い殺菌作用をもち、根管内の細菌を減らします。
- ⑵ 発泡作用発泡作用は過酸化水素水との交互洗浄で生じるもので、単独の性質ではありません。
- ⑶ 化学的安定性次亜塩素酸ナトリウムは光や熱で分解しやすく、化学的に不安定です。
- ⑷ キレート作用キレート作用はEDTAの性質で、無機質(スメア層)の除去に用います。
- ⑸ 有機質溶解作用壊死組織などの有機質を溶解する作用があり、根管の清掃に役立ちます。
解説
正解は⑴と⑸です。根管洗浄に用いる次亜塩素酸ナトリウム溶液は、強い殺菌作用をもち、壊死した歯髄などの有機質を溶解する作用があるため、根管内の清掃に広く用いられます。一方、化学的には不安定で、光や熱で分解しやすいため保管に注意が必要です。発泡作用はオキシドールとの交互洗浄で生じるもので、無機質を除去するキレート作用はEDTAの性質です。両者を組み合わせてスメア層を除去します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成